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インジケーター

インジケーターシリーズ全28編から、必要な回を選んで始められます。

SMA — 単純移動平均

200日線を単なるトレンド判定ラインとして見るのではなく、価格がその線をどう通過したかでトレンドの強さを判断します。

EMA — 指数移動平均

EMAの並びにおける角度変化から、ゴールデンクロスに先行してトレンド転換の可能性を捉えます。

VWAP — 出来高加重平均価格

市場参加者の多くにとっての損益分岐点を動的なラインとして描き、価格がその上・下のどちらに長くとどまるかで、その日の流れを定義します。

アンカードVWAP — 特定の投資家層の平均取得単価がつくる損益分岐線

アンカードVWAPは、意味のあるイベント以降に参入した参加者全体の平均取得単価です。そのラインがサポートやレジスタンスになるのは、そこが誰かにとっての建値だからです。

ボリンジャーバンド — ボラティリティ・チャネル

バンド外で引ける頻度とバンド幅のパーセンタイルから、現在のボラティリティ水準を判断します。バンドへのタッチだけでは不十分です。

ATR — 真の値幅の平均

ATRが30日平均の2倍以上になったら、ポジションサイズそのものを落として損失Rを一定に保ちます。

ケルトナーチャネル — ATRで幅を決めるトレンドチャネル

ボリンジャーは標準偏差で、ケルトナーはATRで幅を決めます。この違いが、チャネルの揺れ方とトレンドフォローへの適性を分けます。

ドンチャン・チャネル — チャネル幅はボラティリティを、ブレイクアウトはトレンドを示す

N期間の高値・安値で作るシンプルなボックスこそ、トレンドフォロー・システムの中核です。チャネル幅はボラティリティを、チャネルのブレイクアウトはトレンド開始を示します。

RSI — 相対力指数

トレンド内の押し目が終わったかどうかを、出来高より一足早く捉えます。

ストキャスティクス — 終値の位置を見るオシレーター

レンジ相場でこそ信頼しやすいことを前提に、%K/%Dのクロス位置(上限・中央・下限)からまず相場環境を分類します。

Stochastic RSI — RSIにストキャスティクスを適用する

RSIの値をストキャスティクスで正規化したツール。反応が速すぎるため、短期スイングのタイミング取りに限定して使います。

ウィリアムズ%R — 終値の位置を示す指標がトレンド相場で張り付く理由

ウィリアムズ%Rは、終値が直近の高値・安値レンジのどこにあるかを素早く示すだけの指標です。-20/-80のしきい値が意味を持つのは、レンジ相場に限られます。

CCI — 商品チャネル指数

±100という標準的な基準値が荒れ相場では機能しにくいことを理解し、±200以上の極値だけを信頼します。

MACD — 移動平均収束拡散法

MACDがクロスする前に、ヒストグラムの長さの変化からモメンタムの減速を確認します。

ADX / DMI — トレンドの強さを測る

エントリーフィルターとして扱う。ADXが20未満なら、ほかのトレンド指標のシグナルはすべて見送ります。

Aroon Oscillator — 時間で測るトレンドの強さ

トレンドの「年齢」を見る — 高値更新・安値更新がどれだけ直近だったかで、トレンドの疲労度を評価します。

Parabolic SAR — 加速型トレーリングストップ

エントリートリガーではなく、すでに保有しているポジションのトレーリングストップとして使います。

Supertrend — ATRトレーリングストップの色転換

損切り幅を自動で決め、一貫したRRを作るためのツールです。

Chandelier Exit — ATRトレーリングストップ

利確タイミングの判断を減らし、トレンド中の一時的な揺れで手仕舞わないための手法です。

OBV — 買い集め・分配を読む累積指標

レンジ内のOBVが右肩上がりか右肩下がりかを見て、次のブレイク方向を価格より先に読み取ります。

マネーフロー指数 MFI — 価格についてこない出来高

MFIはモメンタムに出来高を掛け合わせ、資金の重みを測ります。価格が上昇しているのにMFIが追随しない局面では、RSIより先に資金流出を示します。

チャイキン・マネーフロー(CMF) — ローソク足のどこで引けたかが資金の流れを示す

CMFは、終値の方向だけを見るOBVとは異なり、終値がローソク足の高値・安値レンジのどこで引けたかを出来高に掛け合わせ、買い集めと分配を見分けます。

ピボットポイント — 多くの参加者が同時に見る日中の合意価格帯

ピボットポイントは前日の高値・安値・終値から算出され、多くの参加者が同時に見る合意ラインです。重要なのはレベルそのものではなく、その価格帯を抜けるのか、押し返されるのかという反応です。

一目均衡表 — 5本の線と雲

5本の線のうち遅行スパンと将来の雲の厚みに注目し、トレンドの始まりと終わりを一歩早く見極めます。

T3 — 6重平滑移動平均

EMAの遅れを抑えた平滑曲線。トレンドの曲率を読むためのツールとして使います。

VIDYA — 適応型モメンタム加重平均

ボラティリティに自動適応する移動平均。レンジ相場のダマシをEMAより抑えます。

JMA — 低遅延の適応型移動平均

最も滑らかなトレンドライン。トレンド進行中は強力だが、転換点の信頼性には限界があることを理解しておく。

Choppiness Index(横ばい指数) — トレンド指標が空転する区間を前もって知らせる相場フィルター

Choppiness Index(横ばい指数)は、いまの相場がトレンドシグナルを信じてよい状態かどうかを先に教えてくれます。方向は見ません。値が高い横ばい区間ではトレンド戦略を止め、平均回帰戦略へ切り替える基準として使うときに最もよくはまります。